再受験or編入
医学部受験を決めた人なら誰しもがまず再受験か編入かで悩むと思います。
なぜ再受験にしたのか。
編入で受かるビジョンが全く見えなかったから\(^o^)/
・帝京出身
・英語苦手
・面接めちゃくちゃ苦手
・高校化学苦手、物理に至っては基礎で断念
どう考えても編入を考える余地すらないので再受験一択でした。
(KALSや東海編入の説明会には行ったことあります( ˆpˆ ))
逆にこれらがほぼ真逆であれば編入に挑戦してもいいのかなと。
年齢がそこまで高くないのであれば再受験の方がハードルは低いと思いますけどね。
ただ、私大の編入に関しては英語が得意で面接も得意ならそこまで偏差値高くない私大出身でも受けてみる価値はあると思います。
昨年の獨協AO合格者に慶応に囲まれて帝京薬学部の方がいますし。
北里に関しては一般とほぼ変わらないので例外ですが。
というわけで、経歴が経歴なので参考にならないと思いますが、こんな訳で自分は再受験にしました。
使った問題集:生物
iPadで書いているのですが、何故か文字の色変更が出来ないので使って良かったものは少し太くしてあります。
教科書(東京書籍)は再受験2年目はほぼ使わなかったのですが、用意した方がいいと思います。特に独学の人。
《大学4年生》
すみません、めちゃくちゃうろ覚えです。
1番重要な問題集が思い出せません。多分エクセル。
・教科書(東京書籍)
・大森徹の最強講義117講
・リードライトノート(生物基礎、生物)
書いて覚えるタイプなのでよかったです
・生物用語の完全制覇
帝京、久留米、福岡など記述の大学で重宝しました。
《再受験1年目》
駿台のテキストメイン
・生物H→ちゃんと記述とか計算のページもやる
・私大医系対策S
・トリプルミラクル(夏期講習)
・医系生物(冬期講習)
・駿台の先生がくれた1問1答プリント
・生物用語集
駿台テキストに該当ページが書いてあったので使ってました。
思ったより良かったけど駿台テキストを使わないなら不要かも。
・大森徹の生物 遺伝問題の解法
遺伝は必ずどこかの大学で出るのでやった方がいいです。
・エクセル
人体系だけやったような気がします。全分野はやらなかったはず。
・スクエア最新図説生物
これなしでは成績上がりません。
医専で9訂版配られましたが自分はメルカリで買った7訂版を2年間使ってました。特に変わりなし。
生物はHテキストでかなり完成すると思います。
独学の場合は……自分はエクセルだと挫折しそうな気がしますが、理系標準問題集とかだと少しレベル高いとも思うので…結局エクセルですかね。すみません。
トリプルミラクルは抽選になる人気講座です。
自分はやり込めなかったですが、記述の練習はよかったと思います。
ざっくり覚えているけど突っ込まれたら書けない…というのが浮き彫りになるし細かい知識が定着します。
医系生物は先生の話し方からして国公立向けぽいですし、授業で扱う問題が特別いい訳ではないのですが、自習用の基本チェック50がめちゃくちゃいいです。
杏林の大問1のような選択問題で重宝します。
《再受験2年目》
1年目とほぼ変わらず。
私大医系対策Sの計算問題のみ切り抜いたノートを作成。
・生物の良問問題集
結構レベル高いと思います。
苦手分野は難しいと思って駿台テキストに戻りました。
遺伝子関連はこっち使ってないと埼玉医科大学の後期解けなかったです。多分。
一応医療系出身なので、人体系に関しては多少知識があると思います。
遺伝の計算は最後まで苦手でした\(^o^)/
使った問題集:化学
iPadで書いているのですが、何故か文字の色変更が出来ないので使って良かったものは少し太くしてあります。
教科書は必ず用意した方がいいと思います。
図説もあるといいかもしれませんが、自分が買った「資格とらえるフォトサイエンス 化学図録」は内容が薄くて結局使いませんでした。
自分が通ったところではない医専の先生もこれはオススメしてなかったので微妙なんだと思います。
また、自分は教科書に結構書き込んでいて、それで十分だと思っていたしカラーじゃなくて見づらいと思っていたので新研究は使いませんでしたが、冬に少しいいなと思ったので新研究はアリだと思います。なんなら中堅以上受けてる人はほぼ使ってるかも。
《大学4年生》
・教科書(東京書籍)→問題も解く
・坂田アキラシリーズ
めちゃくちゃオススメです。
現役時偏差値38だったのがこれと教科書でマーク偏差値58にまで上がりました。
《再受験1年目》
ベースは駿台テキスト
・化学H
・天然有機物と高分子化学(夏期講習)
・化学必須知識の徹底整理(夏期講習)
・入試化学総点検(冬期講習)
高分子の講座は通期で深くやらないのでオススメです。
自分は化学が苦手だったので取りませんでしたが、化学特講は超人気です。
Sテキストじゃないの!?と思うかもしれませんが、偏差値65の大学でも杏林、帝京、金沢医科、久留米、福岡はHで戦えると思います。(他はあまり受けてないので分かりません)
逆に獨協は上記の大学より難しいイメージあります。
岩手も計算云々より無機の知識が曖昧だと正誤で落として得点しにくいイメージ。
他に2冊問題集やったのですが、秋からで遅かったので2年目に入れます。
《再受験2年目》
無機有機でやりたいと思ったところ、理論の苦手分野は駿台Hテキストもやりました。
・化学頻出!スタンダード230選
めちゃくちゃオススメ。これに出会わなければ1回も偏差値60超えなかったと思う。
無機、有機、高分子はこれでは絶対足りない。
・重要問題集
無機、有機、高分子のみ。
自分はやれなかったけど理論の少なくともAはやるべき。
・化学頻出計算問題の攻略(夏期講習)
医専の理論の夏期講習を取りたくなかったので駿台で取りました。
なんせ坂田薫先生が担当していたので!!!
これも自分にとってはかなりためになった講座なのでオススメしたいのですが、自分に合う先生の講座というのが大きいと思うので太字にはしません……。
使った問題集:数学
数学は全く出来ないので参考にしないでください!!!
ただ、初学者で独学の場合、坂田アキラシリーズはおすすめできます。
もちろんこれ1冊で入試レベルにはなりませんが、基礎の基礎は仕上がると思います。
1冊が結構分厚いのが難点。
あと、受験の月は結構見てました。オススメ。
《大学4年生》
・教科書(1A2Bのみ)
・坂田アキラシリーズ(苦手な分野のみ)
《再受験1年目》
・XS、ZSテキスト
・XM、ZMテキスト
(研究は後期は授業切りました)
・基礎問題精講1A2B3
基礎なんだけど基礎ではないと思うのは自分だけでしょうか。
特に複素数平面と二次曲線が不親切なように思います。
多分今から再受験やるぞ!となったら使わないです。
《再受験2年目》
基本医専テキスト、プリント、基礎問。後期試験前だけ短期集中ゼミシリーズ使いました。
・短期集中ゼミ数学1A2B、3
これは結構よかったです。
でも後期の大学で頻出の分野だけしかやりませんでした。
・合格る計算 数3
極限、微積だけ。オススメといえばオススメ。
使った問題集:英語
使った英語の問題集です。
iPadで書いているのですが、何故か文字の色変更が出来ないので使って良かったものは少し太くしてあります。
《大学4年生》
・ターゲット1900
アプリで簡単に発音聞けますし、ルーキーリーグの問題で再確認出来るのが良かったです。
・速読英熟語
ターゲットの熟語は個人的に使いづらかったので。でも熟語覚えるの苦手です……。
・英語長文ハイパートレーニング①超基礎編
《再受験1年目》
ほぼ駿台テキストでした。英単語・熟語は上と同様。
・英語構文HA
・英文読解H
・和文英訳H
・英文法S
・私大医系英語研究S
・ネクステ
・やっておきたい英語長文300
・出る出た英語長文16、18
やっておきたいシリーズは全てにSVOCが振ってあるわけではないため、500で挫折して同じ河合塾シリーズでSVOC振ってある出る出たシリーズに変えました。
ただ、16は簡単なのに18で急に難易度上がったように感じ、挫折しました(^^;)
後で18は難しいと言っている方を見かけたので自分の感覚が間違っていたわけではないと少しほっとしました。
※最初の方しかやらなかったので載せませんが、文法は英文法ファイナル(緑)もやった方がいいと思います。
《再受験2年目》
かなり放置したのであまりないです。
医専でシス単の単語テストがあったこと、多義語に弱かったこと、ターゲットにない単語があることから2年目はシス単に変えました。
ネクステは継続。
・シス単
個人的にはミニマルフレーズより多義語が使えると思います。
ターゲットの方がやり込みました。
予備校はどこがいいのか
予備校はどこがいいのか。
結論、自分に合ったところに行くのが1番です。
大手と医専に通った自分からすると、大手は団体戦、医専は個人戦のように思いました。
実は1年目の10月頃から駿台に通いながら2年目とは別の医専で個別を取っていたのですが、自習室にいる人数が少なく(そこの医専の本科生は恐らく教室で自習してる)、そこでも駿台みたいにモチベが上がらないなぁと感じていました。
個人的に、周りが頑張っているのを見ると自分も頑張れるタイプは医専に向かないのではないかなと思います。
(………自分が予備校で切磋琢磨出来る友達を作らないからでしょうか。)
ただし、実力が全然伴っていないのに大手を選ぶのも危険です。
特に自分のように数学が壊滅的な場合は駿台はやめた方がいいです。
EX私大医系では後期はMテキストになるのですが、前期はSテキストで、これは東大や国公立医系と同じテキストになります。
自分はコロナによって前期がオンラインになってしまい、たまたま私大医系向けではなく東大や国公立医系志望にも向けた授業を受けることになったというのもあるかもしれませんが、全然ついていけませんでした。
2年目にSテキストを使わないスーパー私大医系下位クラスに入って後期からEXに移ろうかとも思いましたが、コース変更はかなり難しいのでその選択はしなくてよかったと思います。
これは個人的な判断ですが、全統記述模試で数学偏差値が60超えてるなら駿台、超えてなくて大手なら河合塾がいいのかなと思います。
河合塾の私大コースは医専並に高いので国公立コースに入ることになると思いますが。
また、医学部受かるかどうかギリギリな人は医専もアリです。
駿台の副担任が「実力がそれなりにある人をさらに上に上げるのが大手、受かるかどうかギリギリな人を何とかして受からせるのが医専」と言っていましたが、これには同意です。
自分はアンチ医専でどうしても駿台に継続して通いたくて親や親戚と言い合いになりました。
医専にバカ高いお金を払って通ったものの、《医専の悪いところ》に書いた不満が溜まりに溜まり、後期は気まぐれで授業に出てかなりサボりましたし、ストレス発散で21時過ぎたらキリがいいところで勉強を切り上げて帰りの電車から2時くらいまでゲーム実況の生配信を見る有様。
駿台に通ってたらモチベは上がってもっと成績が上がったかもしれないし、医系演習と言っても医専ほど医学部特化しているわけではないのでどこも受からなかったかもしれない。
結局D判定からの合格ですし、数学の平均偏差値なんて53ですから。
どっちが良かったのか分かりません。
ですので、結論"自分は後悔なくやり切った"と思えるように、自分に合う予備校を選ぶのが1番だと思います。
また、医専を選ぶ人にお伝えしたいのが、体験授業は必ず受けることです。
駿台なんかも個性的な講師はたくさんいますが、医専は少人数なだけあって、より目につきます。
特に講師の合う合わないがハッキリする人は要注意です。
こんな人はほぼいないと思いますが、2年目は元々バイトで貯めたお金で受験する約束が、4月に入りどこも開講間近なところで予備校に通う許可が出たため急いでいくつか探しました。
自分は束縛されるのがダメなので医専の中でも緩いところを探し、その結果好き勝手やれたと思いますが、先生は合わない人だらけでした。
なので、きちんと体験授業を受けてどういう先生がいて、どういう授業をするのか確認してから予備校を決めましょう。
再受験2年目:医専編
再受験2年目、とある医専に通いました。
細かく時間割書くとどこかバレそうなのでざっくりと書きます。
9:30〜16:00授業(休憩、お昼込)
16:00〜21:00(22:00)自習
でした。
4月こそ8時台には予備校に着いていましたが、5月くらいからは授業開始ギリギリに着いてました。
また、後期は生物以外ほぼテスト形式になるのですが、気まぐれで授業に出ていて、午後から行くなんてこともありました。
時間測ってないので1日何時間やったとかは分かりません。
《医専のいいところ》
・コピー無料
・自習室の席が固定なので荷物置ける
・数学がオーバーワークじゃない
・毎月校内模試がある(でもこのせいで入試本番に適度な緊張すらしなくなった)
・推薦のサポートは大手より良さそう
・化学が7月までに終わる
・生物も10月には終わる
・後期ほぼテスト形式(自分は結構サボった)
《医専の悪いところ 》※通ったところの話
・テキストに解答載ってないのに授業でも配らないことがある(板書のみ)
→大手で解答ありテキストに慣れてるとキツいと思う
・和訳も口頭だけでプリントにして配るとかしない先生がいる
・通常授業で扱わず、講習ありきな分野がある(医専あるあるらしいけど、自分のとこは無機くらい)
・単語テストやるくせに解答なし
・理科のまとめテストみたいなのも理論計算あるのに解答のみ解説なし
・最新の赤本出すの11月で遅い
・講習期間はなんとか捕まえて質問出来るけど、入試期間はほぼ質問無理(個別とれば出来る)
・大体どこも商業ビルに入ってるためトイレが汚い
・学力別にクラス分けされるのはいいが、各クラスの講師が担当クラスのテキストを作るため、他の講師は他クラスのテキストを把握しておらず、解答が違っててもテキストに解答もないし他の先生に聞いたり指摘ができない
そのくせ授業中に「これは〇〇だと思うんだけどな〜」とか不安を抱くような発言をする
キレそう……
〜2年目の成績〜
第3回でやっと帝京C判定取れました。